<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

ジェフリー・ディーヴァー『静寂の叫び』

既出記事『聴覚障害者が登場する小説』参照。
あの記事以降、他の小説を調べたり未読本を読了したりと、聴覚障害者が登場するノンフィクション小説を積極的に発掘してきた。


その中で最も印象に残ったのは、海外の翻訳小説である1冊。
静寂の叫び『静寂の叫び』
(著)ジェフリー・ディーヴァー
(訳)飛田野裕子
早川書房(1997/06)


物語のヒロインであり、人質となった聾生徒を守るために聾者でありながらも脱獄囚たちに挑むという女性教習生・メラニー。
最初の彼女は、そんなに魅力的に思えなかった。
所々で、自分の身の可愛さが目についてね、若干苛立ったりもした。
しかし読み進めていくうちに、脂汗と恐怖とを伴いながらも強さを発揮し始めたメラニーに、次第に共感を覚えてしまった。


何故なら、メラニーは健聴者と聾者との世界で、あいまいに揺れ動いていたからだ。
健聴者と聾者というボーダーライン上に頼りなく立ちながら、それぞれの世界に片足を突っ込んでいる。
音楽を愛し音を得たいと秘かに熱望切望する一方で、聞こえない人間として全うに生きることに迷いを感じている。


つまり。
自分は聞こえないけれど、音や声を捨てることができない。
自分は聞こえないけれど、残存聴力や読唇術や口話を諦めることができない。



―――私と似ているな、と。


手話を第一言語とし、音も声も知らない完全なるデフとして生きるスーザンは、聞こえない自分を堂々と肯定している(親が聾唖)。
反面、手話も口話も読唇術も駆逐し、健聴者にも聴覚障害者にも交わる中途半端な存在であるメラニー(親が健聴)。
この2人の考え方・生き方は、細かい箇所を除けば、まさに地元の聾者たちと私みたいだな……と。


「俺らは聴こえない。音も声も捨てる。だから、お前も捨てろ!聾者になれ!」
「冗談じゃない!閉ざされた世界で、聾者同士で馴れ合ってどうする?健聴者とのコミュで受けた傷の舐め合いに、私まで巻き込むな!」


別に、聴こえないことが恥ずかしい訳じゃない。
正直、聴くのも話すのもしんどい。
けれど、そこで諦めてしまったら、何のために親の期待を背負いここまで生きてきたのか、意味を失くしてしまう。
確かに、音も声も潔く捨ててしまえば、目が覚めるような自由・世界観が広がるかもしれない。
聴こえない自分を肯定することは、同時に、自分を優しく労るように愛せることだ。
何にも誰にも気後れせず、プレッジャーに縛られず、自分に無理することもなく、堂々と生きられるならば。
『コミュニケーション障害』という聴こえない話せない苦しみで、窒息するような毎日を過ごすよりも。


だけど、現実はそんな生易しいもんじゃない。


生きていくには、食料がいる。
風雨をしのぐ家がいる。身体を休める寝床がいる。衣服がいる。
その糧を得るにはやはり、健聴者を経由するのが必然的だ。
だから、健聴者と交じるコミュニケーション・スキルまで捨ててしまえば、私はもう二度と健聴者と関わる勇気すら持てなくなる。外へ歩けなくなる。
元来が小心者であり、臆病者でもある私だからだ。
そんなね、皆が皆、強い人とは限らんよ。堂々としていられる人ばかりじゃない。


なぜ彼ら聾者には、それがわからないのだろう。


健聴者と常に関わっていなければ、もろく折れてしまう。
そんな自分を知っているからこそ、私は聾者だけの世界に甘んじていたくない。
強くなりたい、強くありたい。それらを一途に、自分を支えにして生きてきたから。
そして、音や声がどんなものか知っている私だからこそ、聞こえたい音がある。伝えたい言葉がある。
聴覚障害者の世界。健聴者の世界。
変に分け隔てず、人それぞれ、どっちにも通用してもいいじゃない?
「中途半端だ」「少しでも聞こえよう話そうとするお前はプライドが高い」「偉そう」
そんな俗物的じゃないんだけどなあ……。
健聴者に失望し傷ついてきた痛みや苦悩等を、感情論で矛先をすり変えるより、もっと柔軟に考えればいいのに。


P.287
『“聞く”という言葉がもつ意味は、わたしにとってはただひとつしかない。それは、わたしがわたし自身でなくなることよ』

そんなスーザンの台詞に、ふと、ヘレン・ケラーの言葉を思い出したよ。(『聴覚障害者』wiki参照)

Blindness cuts you off from things; deafness cuts you off from people.
(目が見えないことは人と物を切り離す。耳が聞こえないことは人と人を切り離す。)



一方、スーザンに出会う前のメラニーの言動は、今の私とまったく同じ。
P.287〜288
私も長年、“外の世界”にも通用する人間になろうとしていたから。そのためのルールは、“先まわりして自分の言動を決める”こと。次に何が起こるか、どんな質問をされるかを常に考えておいて、人を交通量の多い通りや建設現場の近くへ近くへ誘導していかなければならない。そうすれば、もっと大きな声でしゃべってくれとか、今言ったことをもう一度繰り返してくれとか、頼まずに済むから。


そう。
健聴者に言われるより先に予測して言動してしまうのね、私も。時に間違うこともあるけど。
人の言うことがすべて、聞き取れる訳じゃない。
耳で聞こえてきた言葉を素早く引っ張っては頭の中で文章として繋げた上で、初めて、相手の台詞がわかってくるからさ。
再度聞くという迷惑や負担をかけたくない聴覚障害者の気遣いなどを露も知らずに、健聴者は勝手な思い込みと決め付けによる変な気遣いで接してくる。
残念だな。


だから、私は最初から健聴者に期待しない。
期待すればするほど裏切られるから、無関心でいた方が傷は浅くて済む。



健聴者と関わっていれば、本来の自分自身を発揮できないのもわかる。
そして、何かと傷つくのを避けられないってこともわかる。
わかるが!
何もね、白黒付けなくても良いんじゃない?
限りなくグレーのままでいるのもしんどいけどさ……あ〜何だろう?
スーザンの言うことも正論だが、健聴者を閉め出してまで凝り固まった世界の中で生きていくのもまた、どうかと思う。
確かに、聴覚障害者と健聴者の世界は相容れないが、共存して生きることはできるよ。
現実を見ればわかる。
こんな場合、有川浩さんだったらどう答え、どんな文章を紡ぎ出してくれるかな〜?


ん〜私のボキャブラリー不足で上手くまとまらんかったけど……ホンマ、聴覚障害者を安易に十把一絡げにしない方が良い。
「どのくらい聞こえないの? 私の言うことはわかるかな?」
「あなたの力に少しでもなりたいから、私はどうすればいいかな?」
思い込みや決め付けで話さずに、最初に聴覚障害の程度を聞くことから始めよう。
聴覚障害者側も嬉しいし、とても助かるよ。
最初が肝心。


ちなみに、私は最初のとっかかりが掴めないまま失敗してばかり。
最初からまったく聞こえない話せない聾者ならば事態は簡単で済むが、私の場合は補聴器があればそれなりに聞こえるし話せる。
だから「聞こえるんだ話せるんだ」と誤解されるばかり。
あ〜いちいち健聴者に言って回るのも面倒だし、自分一人だけが空回りして滑稽に終わっちゃうし。
タイミングが難しいね。


まあ、か〜な〜り話は脱線したが。
『静寂の叫び』は、作者の綿密な取材を元にして書かれているだけに、聴覚障害者のリアルが違和感なく共感できた。
日本と海外との文化の違いはあれど、デフとして生きる思いや苦悩などは世界共通だなあと。


最後に。
サスペンス小説としては面白かったが、最後のどんでん返しが慌ただしすぎて呆気なく終わったのは、ちょっとした不完全燃焼だな。
2010.08.18 Wednesday 21:23 | - | - | 

有川浩『図書館戦争』シリーズ&勝手に『六星占術』で星人別してみる

前記事参照『レインツリーの国』を読んで以来、有川浩さんに俄然興味を持った。
そんな訳で、『図書館戦争』シリーズにも聴覚障害者が登場しているということで早速読みたくなってきた。
もうすぐ国家試験があるというのに、つい我慢できなくてさ〜図書館で全冊予約しては借りたよ。
勉強そっちのけで貪るように読み、約2週間で読了。

図書館戦争『図書館戦争』
(著)有川浩
メディアワークス
(2006/02)

図書館内乱『図書館内乱』
(著)有川浩
メディアワークス
(2006/9/11)

図書館危機『図書館危機』
(著)有川浩
メディアワークス
(2007/02)

図書館革命『図書館革命』
(著)有川浩
メディアワークス
(2007/11)

図書館別冊1『別冊 図書館戦争 1』
(著)有川浩
メディアワークス
(2008/04)

図書館別冊2『別冊 図書館戦争 2』
(著)有川浩
メディアワークス
(2008/08)

漫画みたいな展開で読みやすく、素直に面白かった!
私はライトノベルだの小説だの境界線も区別もつかんタイプだからさ、とりあえず数ページ読み進めただけで爆笑できてしまえば万事OK!


6冊あるうち、私は3冊目の『図書館危機』が一番面白かったな。
『二、昇任試験、来たる』でニマニマ・ニンマリ乙女心注入できたかと思えば、『三、ねじれた言葉』で一気に面白さが加速したもん。
香坂、グッジョブ!!
そうそう、酔いを醒ますために水を飲むという話はよく聞くが、スポーツドリンクを飲むと更に悪酔いするとは知らんかった。
なぜ悪酔いすんのか書かれていなかったけど、どっかで「水とそんなに変わりない」と無意識に見くびって考えていたからな〜私。ビックリだよ。
気を付けよう、うん。
(後日談→この話を同僚に話したところ、知人に勧められて1回酔い醒ましにスポーツドリンクを飲んだことがあるそうな。すると、一晩寝た翌朝には二日酔いもなく気分スッキリ。効果があるんだな〜と思ったら、ある日TVで「スポーツドリンクは良くない」という医者の言を観て以来、普通に水で飲んでいるそうな)


さて、聴覚障害者である中澤鞠絵が登場するのは、2冊目の『図書館内乱』。
『レインツリーの国』の本も含まれた表紙イラストもお見逃しなく。
1冊目より登場人物それぞれの人となりに重点を置き、なかなか心憎い台詞が随所に散りばめている。
But!! 同性と言えど、女性はやっぱ怖いな〜世の男性どもは何故、女性の醜さに鈍感でいられるんだろうね。


ともかく、今は図書館に返却してしまったため、うろ覚えな内容なのはご容赦を。
鞠絵初登場の『恋の障害』で、良化委員に連行されることとなった小牧は自分が発端で鞠絵を悲しませたくない・心配かけたくないという思いやりから、内緒にしてくれと堂上に頼む。
それを郁が反発する。
「男の面子より、あとで知らされる方が、女は傷つくんだから!」と。
その通り!
何も知らされないで後で傷つくより、今知った方が良い。むしろ、彼のために自分は何ができるか。手遅れにならないうちに行動できてこそ、傷は浅くて済む。
それを思い至らずにカッコ付けたがる男性が何と多いことか。

あと、柴崎の毒舌も暗躍も見逃せない(笑笑)


ただ残念ながら、『図書館戦争』シリーズの鞠絵にはあまり自分自身を重ねることはできんかった。
なんか……違うんだよな〜すごい違和感があった。
自分とデジャヴったほど感情移入できた『レインツリーの国』ひとみと同じ中途失聴者なのに……ん〜何が違うんだろ?


しかし、よく誤解されがちな読唇術については『図書館内乱』の方が、より的を得ている。
本が手元にないため引用できないが……
例えば、先生が「明日の授業に持ってくる物は、筆記用具と教科書とテキスト、それから電卓も忘れないでね」と言ったとする。
健聴者だったら、普通に「明日の授業に持ってくる物は、筆記用具と教科書とテキスト、それから電卓も忘れないでね」と聞こえてくる。
しかし、聴覚障害者の場合は、読唇術と併用してもスムーズに聴こえてこない。
「明日…授業…持ってくる……は、ひ……用具と教科書…テキ…ト、それから電卓…忘れないで…」
聴こえなかった箇所は勝手に推測して、自分なりに言葉を補完した上で文章を完成させる。
そこで、初めて「聴こえ」てくるのだ。

では何故、誤解が生まれるのか。
それは、聴覚障害者の健聴者に対する『遠慮』が大きな一因かと思う。
大半の聴覚障害者は、健聴者に対して負担を強いたくないから、何でもかんでも「大丈夫。唇で読めるから」と安易に済ませてしまう傾向がある。
本当は大丈夫じゃないのに、無理に強がってしまう。

故に、健聴者は「聴覚障害者は読唇術が完璧にできる。完全に読める」と誤解するのも致し方がないと思う。
その誤解がそのまま、漫画やテレビドラマ等で間違った概念として固定されてしまう。
本当はそんなに読めないのにね。
だから、有川さんの聴覚障害者に対する理解力・洞察力はすごいと思ったね。
すべてを網羅した上で詳細までは書かれていないとしても、そこら辺のノンフィクション顔負けに要点要所を突きつつも分かりやすくまとめた本は、私が知る限り有川さんが初めてだよ。
とことん調べて、とことん取材したんだろうなあ……。


一応ネットで聴覚障害者の読唇術について、分かりやすくも的を得た文章を見つけたけ〜興味ある方はこちらへどうぞ(勝手にリンク)。


いきなり話は変わるが。
有川さんの小説と言えば『ラブコメ』『ベタ甘』だそうな。
私は今まで人を好きになったことがない、そもそも好きっていう感情がよく分からない、恋に恋して馬鹿を見るだけの恋愛偏差値水準以下。
だけど、恋愛には猛烈熾烈に憧れている。
だから「どんなものかな?」とワクワク楽しみにしていたが、読み始めた途端、普通に華麗にスルーしてしまった(爆)
ああ、乙女ツボへ自然に行き着くのに、私はまだまだスキルが足りていないのね。
随所随所に散りばめている「乙女」というキーワードを頼りに「ほほう、この辺が萌えなのね」とポイント読み(笑)
ホンマ枯れてんな〜私。
目下の急務は、乙女成分充填ってか?(笑笑)


そんな訳で。
読み進めていくうち、堂上に対して妙なデジャヴを感じてね、ついつい『六星占術』星人別してしまったよ。
なんか私の弟と、昔知っていた人に似通っているな〜と。
堂上のこと、最初は土星人A型だと思っていたんよ。
しかし、やたらと怒鳴る割に優しかったり、ロマンチックな台詞を無自覚に吐いたり、熱血で無鉄砲なところがあったり、カモミールの約束を覚えていたり、心配性のあまり郁を小田原攻防戦から外したり……むむ、もしかしてB型?
B型男性は特に心配性だよ。A型の方が心配性と誤解されがちだが、いざのときにチキンになっちゃうのはB型。
あと私の弟の場合、どんなに忙しくても彼女から「会いたい」と言われると時間を割いてでも会いに行くし。
まあ、それ以前に「会いたい」とごねるようなワガママ女とはまず付き合わないが。
そしてロマンチックでもある。

郁の場合、熱血だから土星人だと思っていたが……図書特殊部隊の紅一点で可愛がられているところが天王星人っぽいわ。
そして実の両親に対して戦々恐々としていたり、査問を機に女性の陰湿さに傷ついたり……普段との温度差が激しいけ〜霊合星人っぽいなと。

小牧は穏和柔和な外見でいながらも冷たいところが多少ある反面、本当に好きなモノにはとことん好き。そして日和見主義タイプだから〜木星人かな。

鞠絵は難しい。人見知りな上に自己主張が弱そうだが、いざのときに行動できるタイプじゃけ〜土・木星人のどれか。
ただ小牧を木星人としたけ〜……木星人同士は相性が悪いんよ……ん〜あえて木星人にしよっかな。

柴崎は『情報屋』という単純な理由で金星人にしたんよ。金星人は情報収集力に長けているから。
しかしフットワークが軽く恋愛体質で外向的な金星人というには、柴崎はあまりにも内部暗躍しすぎたけ〜これは違うなと。
計算高さ・女司令という野望・冷めた恋愛観・弁が達者・マイペースなどなどが、心に孤独を抱える水星人っぽい。
そして何より!手塚のブラコンぶりが決定的。
兄・慧の女版と言ってもおかしくないのに憎めない、そんな女に腹立たしく思いながらも惚れてしまう手塚も手塚だ!
どんだけMなんだ(爆)……ありゃ早々と柴崎に尻を敷かれるな。

頑固で融通がきかない手塚は、最初から典型的な土星人!!
あと秘密主義で不器用なところが、も〜あまりにもぴったりすぎて!(爆)

手塚の兄である慧は、最初から水星人だと思ったね。
元々父親との縁が薄くテレビ映りも良い水星人だからね、これが一番の決め手。そして、華やかなイメージがある割にはどこかで孤独が見え隠れしているのも。
にこやかに意地悪するところはAB型らしい(苦笑)

豪快な性格の玄田はわかりやすかったけ〜火星人。破天荒なようで頭が良いもんな彼は。
また血液型は、郁と同じO型だと『図書館危機』にあったけ〜そういえばそうだなと修正。

折口マキはちょっと地味だが、良化委員会に対して出版社をあげて対抗するところが土星人っぽい。

稲嶺司令(のちに顧問)は、正義に対する考え方や図書大始業式の祝辞のくだりを読んでみて、クールに熱血する土星人っぽいなと。


【ファーストインプレッション】
笠原郁→土星人(−)O型
堂上篤→土星人(+)A型
小牧幹久→木星人(−)A型
中澤鞠絵→木星人(−)A型
柴崎麻子→金星人(−)AB型
手塚光→土星人(−)A型
手塚慧→水星人(−)AB型
玄田竜助→火星人(+)A型
折口マキ→土星人(−)A型
稲嶺和市→土星人(−)A型


【ラストインプレッション】
笠原郁→天王星人(−)霊合O型
堂上篤→土星人(+)霊合B型
小牧幹久→木星人(−)O型
中澤鞠絵→木星人(−)霊合A型
柴崎麻子→水星人(−)AB型
手塚光→土星人(−)A型
手塚慧→水星人(−)AB型
玄田竜助→火星人(+)O型
折口マキ→土星人(−)A型
稲嶺和市→土星人(−)A型


やっぱさ、有川さん自身が土星人(+)A型だから、登場人物のほとんどは土星人気質が強かったね〜。
あくまでも私の偏見と独断で星人別しただけだから、その辺は軽くスルーしても良し。


ちなみに、『図書館戦争』は2種コミカライズされている。
時間ができたときにネットカフェへ寄って読むか、思い切って買うか迷っているところ。
本のスペース問題が目下の悩みだ!

図書館戦争1『図書館戦争LOVE&WAR 1』
(画)弓きいろ
(著)有川浩
白泉社(2008/4/5)

図書館戦争(1『図書館戦争SPITFIRE! 1』
(画)ふる鳥弥生
(著)有川浩
メディアワークス(2008/6/27)


すっかり有川浩にハマったけ〜、図書館で本の返却のついでに残り他作品を予約してきたよ。
どうやら彼女は『自衛隊』モノを書くのが得意らしいね。
広島在住の私にとっては身近な職業だから、OKOKバッチコーーイ!
楽しみ♪♪
2010.04.29 Thursday 21:23 | - | - | 

有川浩『レインツリーの国』

前記事『聴覚障害者が登場する小説』を参照。
その際、ネット検索で多くヒットしたフィクション小説の1冊に心惹かれ、Amazonで確認。

レインツリー『レインツリーの国』
(著)有川浩
新潮社文庫
(2009/6/27)

あーーー!!
あの『図書館戦争』シリーズの作者じゃんか!!
まだ読んだことはないが、メガヒット作品なのは知っていた。
ただ私は元来、メジャーなモンには興味を惹かれないタチなんで、普通にスルーしとった(爆)
「へえ〜意外や意外」と思いながら、Amazonレビューを追っかけてみたら……
ん? 有川さんって、もしや女性??
……気になってwikiしたら、やっぱり女性だった!
『有川浩』って紛らわしいよね。
ハガレン(鋼の錬金術師)の『荒木弘』もずっと男性だと信じ込んでいたけ〜、実は女性だったと知ったときは本気でぶったまげたな。


ああ、前フリが長くなった。
話ブッタ切るが、とりあえず評判は良い上に薄いし、文庫版なら値段もお手頃じゃけ〜早速買って読んでみたよ。


一言、参ったね。


今まで自伝やフィクションに関係なく、聴覚障害者について書かれた本はそれなりに読んできた。
しかし、私が納得ゆくものは一度も巡り合ったことはなかった。
みんなそれなりに書いている。書いているが、やはり結局は『耳が聞こえなくても前向きに頑張っている。色々あったけど、聞こえない自分を受け入れている。どう信じ、どう生きるかは自分次第。そして周りへの感謝』みたいな美談で終始することが多かった。
違う。
私が求めているのは断じて、そんな美しいものじゃない。

もっと何かがあるはずだ。
美しいままで終わらせていいほど、耳が聞こえないことは、そんな簡単なものじゃない。


死ぬことよりつらい運命を生き続ける。
『生きる』ことを『仕事』だと思えなきゃ、やっていけない。
健常者と混じるたびに感じるこの必死さを、綺麗事でごまかされるのはうんざりだ。


ああ、そうだね。
自分でももっと気楽に生きられたらと思う。
思うが、人と寄り添えない頑な自分にも気落ちしてしまう。


だから、泣いたね。
『レインツリーの国』でやっと、自分の一部が報われたような気分になったよ。
それにはやはり、主要登場人物である『伸』と『ひとみ』が社会人設定なのは大きい。
何故ならば、聴覚障害者は社会に出てからが一番つらく孤独だからだ。
毎日更新される情報、それらを忙しなく追っかける誰しもが皆、早口戦士。
「ゆっくりはっきり話して」「もう一回言って」「筆談でお願い」さえも許されない雰囲気。
だから聴力をフル稼働させてまで『聴く』ことに懸命で、本来のストレス以上に神経をすり減らしていく毎日。
勉強が本分領分で、自分のことだけ考えていれば良かった学生時代よりしんどい。
まあ……私の場合は、友達がいない孤独より仕事で忙しい孤独の方がまだマシだと思うが……それでもやっぱり。


以下、『レインツリーの国』を読んで心動かされた文章を引用しながら紹介しよう(ネタバレ)
かなりの長文につき、最後までお付き合いできる方はどうぞ。

【登場人物】
伸(伸行)=健聴者・関西人。
ひとみ=中途失聴者・東京人。

▼続きを読む▼
2010.04.23 Friday 21:23 | - | - | 

聴覚障害者が登場する小説

ドラマ『筆談ホステス』が発端だが、西村京太郎『四つの終止符』を書いて以来、何となく聴覚障害者が登場する小説を調べてみる気になった。
ノンフィクション自伝は多くあったが、思ったより少なかったフィクション小説を勝手ながら紹介しよう。


まず、一番有名などころでは、エラリー・クイーンの推理小説が挙げられるだろう。
元シェイクスピア俳優で、聴力を失ってからは名探偵として活躍するドルリー・レーンが主役。

Xの悲劇『Xの悲劇』
(著)エラリー・クイーン
角川文庫
(2009/1/24)

Yの悲劇『Yの悲劇』
(著)エラリー・クイーン
早川書房
(1988/08)

Zの悲劇『Zの悲劇』
(著)エラリー・クイーン
早川書房
(1989/07)

しかし生憎と、それらの作品を中学生の頃に読んだことあるが、あまりの難しさ・ややこしさに挫折。
だから、どんな内容だったかはほとんど記憶にない。
私が読んだのは新潮文庫だったが、Amazonで出版年月を確認すると1950年代……文体の古さに付いていけなかったのかなあ、と自分に言い訳じみたフォローを入れてみる(苦笑)
上記にて紹介した3作品はどれも一番最近に刊行されたもので、多分読みやすくはなっているかと思う。
ちょい時間ができたときに、図書館で借りて再挑戦してみるか。


鍵『鍵』
(著)乃南アサ
講談社文庫
(1996/12/12)

窓『窓』
(著)乃南アサ
講談社文庫
(1999/7/15)

続いて上記2作品は、西村京太郎『四つの終止符』についてのコラムのバックナンバーをチェックしたときにヒット。
興味ある方はこちらへどうぞ。
聴覚障害者の少女が活躍するミステリー小説だそうな。
図書館で予約しといたけ〜、国家試験終了後に読む予定。


静寂の叫び(上『静寂の叫び 上』
(著)ジェフリー・ディーヴァー
(訳)飛田野裕子
早川書房(2000/02)

静寂の叫び(下『静寂の叫び 下』
(著)ジェフリー・ディーヴァー
(訳)飛田野裕子
早川書房(2000/02)

先述した乃南アサ小説についてのコラムの終わりに、見逃すには惜しい翻訳小説の紹介がされている。
聾生徒を守るために聴覚障害者の女性教習生が脱獄囚たちに挑むという、手に汗を握るようなスリリング展開だそうで、Amazonレビューでも絶賛。
まさに私好み!!
しかも、作者による緻密な取材を元に書き上げたといわれるけ〜これは期待できるな。
調べてみると、幸い職場近くの図書館に在庫があったけ〜、これも国家試験終了後に借りる予定。
もちろん、乃南アサの2冊も含め、読了後はいずれ感想をUPするつもり。楽しみ♪♪


娼年『娼年』
(著)石田衣良
集英社文庫
(2004/5/20)

聴覚障害者の女性が脇役で登場している小説。
文庫化されたときに、そんな評判をどっかで聞いて買ってみたが、自分的にはつまらなかった。
申し訳ないがね、「薄っぺらいな〜」と。
わざわざ聴覚障害者にするほどの内容でもなかった。彼女をそこまで深く掘り下げていないからさ。
聴覚障害者という付加要素で『優しさ』『寛容さ』を売り物にしているような……俗物さを感じたね、私は。
その点を除いてもやはり、自分的にはぬるかった。
しかし、女性読者に絶大なる支持を得ているというのは納得できたよ。文体が優しいもん。


以下、BL(ボーイズラブ)話。

▼続きを読む▼
2010.04.21 Wednesday 21:23 | - | - | 

西村京太郎『四つの終止符』

今年1月に観たドラマ『筆談ホステス』があまりにも都合良く省略&美化されていたため、懐疑の念を覚えた。
「本当はもっと泥臭いのに……」聴覚障害者としての本来の姿&立場が、誤解されたまま世間に浸透していくのはいかがなものか。


それ以来、もしTVドラマ&映画化されるなら、どんな作品が一番重く真実を伝えられるのかと常々考えてきた。
そして、これしかないと思った。

四つの終止符『四つの終止符』
(著)西村京太郎
講談社文庫
(1981/10/15)


初めて読んだときの衝撃は忘れられない。
聾唖者を取り巻く偏見や差別……こんなに鬱屈とドロドロに切り込んだ内容は、聴覚障害者が身を置く残酷な現実と相まって鳥肌が立ったね。
どうやら実際にあった事件を織り込んで、西村京太郎氏が小説化したらしい。
また、西村氏にハマったきっかけの作品でもある。


その中でも特に、胸に突き刺さった言葉がある。
『ぼくの耳は聞こえませんが、みんなの耳も聞こえませんでした。でもだれもうらみません。さようなら』


実際、私は耳に障害があるが、私の周りの健聴者たちだって心に障害を持っている。
つまり健聴者たちは、聞こえないことを変に意識して、心にバリアを張って私を敬遠するから。
何かあれば、私の協力性のなさを指摘するけどさ〜それは違うと思う。
私はそれなりに話しかけているが、相手はあまり自分から私に話しかけようとしない。
だから私は「またいつものことか」と諦めてしまう。
詰まる所、みんな自分がラクしたいんだな〜と。
それでも結局、私が悪いってことになるのかな?


まあ、その辺は置いといて。


『四つの終止符』はTVドラマより映画化が良さそうだなあ。
すでに、1965年に『この声なき叫び』として、田村正和・出演で映画化もされているが。


そして、1990年に大原秋年監督によって映画化もされている。
HPによれば、大原監督は 「ろうあ者は、聴こえる人間に近づくよう努力をしているのに、 聴こえる人間は、ろうあ者に近づこうとしない」という、するどい問いかけと健聴者に深い反省を促すために映画を作ったそうな。
この文章を読んだとき、感動したね。


また、2001年にテレビ東京系列で、河合我聞・出演でドラマ化もされたらしい。


どれも観たことがないのは残念だが!
いずれまた、現代風にアレンジして映画化してほしいなあ……今でもまだまだ聴覚障害者に対する偏見や差別が根深く残っているからね。
聴覚障害は目に見えない障害なだけに、いろいろと誤解も風当たりも多いんよ。
見た目が普通と変わらぬ人間なだけに尚更。



『四つの終止符』についての詳細に興味がある方は、wiki参照(PC)してね。
また、素晴らしくも的確なコラムも見つけたので、良ければそちらもどうぞ。


ちなみに、西村京太郎氏は何かの因縁でもあるのか、いくつか他作品にも聴覚障害者を登場させているよ。
もっとも『四つの終止符』よりもインパクトに欠けるが。
2010.04.03 Saturday 21:23 | - | - | 

道中暇潰し&広島での戦利品

【広島への電車内での暇つぶしに持ち込んだ小説】

J.R.ウォード2『永遠なる時の恋人』
(著)J.R.ウォード
(訳)安原和見
二見書房(2009/4/20)

『黒き戦士の恋人』の次なる物語、ブラックダガーシリーズ第2作目。
ヴァンパイアもパラレルワールドも大苦手だが、巡り会ってしまった御縁。
もう好きな作家に決定じゃ!
But!!
楽しみにしていたが、前作内容を全く忘れてしまい、読むのに大難儀!
ツッコミどころや誤字もあるし……例えば『見る見る』ではなく『みるみる』が正当かと。
ただ、この作者は火星人だと思う。
一番気になるキャラはZ。
次は彼の物語だといいな。


【広島・中央書店コミコミでの戦利品】

オノナツメ1『Danzaダンツァ 限定版』
(著)オノ・ナツメ
講談社(2007/12/20)

好きになったのが出遅れてしまい、限定版を買いそびれただけにラッキー☆
彼女を初めて知ったのは2〜3年前。
買った切花に包装された新聞紙の書評がキッカケ。
今まで読んだことのない淡々としたストーリーが新鮮でさ。
その初単行本が今春、深夜放送でアニメ化されたね。
そうそう、オノ氏絶賛の中村明日美子という漫画家さんが今年、うちの地元に来ていたことが判明。
賑やかになったもんだね〜私の与り知らぬところで。


【広島・紀伊國屋書店での戦利品】

窮鼠は『窮鼠はチーズの夢を見る』
(新装版)
(著)水城せとな
小学館(2009/5/8)

俎上の鯉は『俎上の鯉は二度跳ねる』
(著)水城せとな
小学館(2009/5/8)

あるブログでペーパー付きコミックスがあることを知り、わざわざ広島へ行ってまで買ってきたよ。
地元には紀伊國屋書店がないけ〜な。
この2冊は、BLと軽々しく呼べないほどの範疇を超越。
もう息を呑むほど、凄まじく生々しい台詞の掛け合い。
その言葉の重み1つ痛み1つが、共感を伴ってさ……泣けてきたね。
支離滅裂でも愛しい、むき出しの感情。
心に迫る。考えさせられる。
特に今ヶ瀬の「生きる縁〜」くだりは、私の某バンドへの気持ちと全く同じでドキーーーン!


運命ってあるんだな。
あの日あの時この漫画に出会わなければ、私はきっと人生最大の損失で毎日をウスラぼんやりと過ごしていただろうな。
これこそが私の求めていたもの。
生きる足がかり、手応え。
当たり前に蔓延してる愛が、この漫画によって重く醜く汚く、そして美しく、力強く掘り出してさ。
最後の最後まで納得いくラスト。
久々に感動したよ、骨の髄まで。
……男同士だから?
そんな簡単なものじゃないね。


『この恋の死を、俺は看取る』
誰にもこの台詞を使わせたくない。
素敵な作品をありがとう!


万人にオススメしたい。
この薄っぺらい漫画が氾濫してる時代に、浮上した壮大な愛の傑作。


……2009年Best1、決定なるか??
2009.05.31 Sunday 21:23 | - | - | 

されど罪人は竜と踊る~Dances with the Dragons~

されど罪人は1『されど罪人は竜と踊る 1 』
~Dances with the Dragons~

(著)浅井ラボ
(画)宮城
小学館(2008/5/21)

数ページ読んで挫折。
私のファンタジー嫌いを拍車かけるほどに最悪だったのが理系!
すっげぇの!物理の何たらかんたらが漢字と相乗効果で嫌味ったらしく延々と!
でも今回またご縁があったことはきっと面白いんだろうな。
ま、当分寝かせていつか再挑戦するよ。


ふと第六感で「この作者は水星人だな」と。
たったの数行を読んですぐにわかったね。
だって!特徴モロ丸出し……わかりやすいな〜彼!(笑)


初代運を持つ水星人は『先駆』『改革』がキーワード。
人を「あっ!」と驚かせるほど、常に何かを出し抜くという独創性があるのね。
細木数子さんは「独創性があるのは土星人」と評しているが、それは開発者としての独創性。
水星人は旧きものを壊し、新しいものを作るという独創性で……どっかで華があるのね。
例えば芸能&有名人だと……小泉純一郎、ダウンダウン、みのもんた、さんま、タモリ、桑田佳祐、小林よしのり、孫正義etc(敬称略)。


ただ彼、運命バイオリズムが狂いまくってんね。
今年が大殺界のど真ん中『停止』なのに、小学館に移籍しては続々と刊行。
ちなみに角川頃の刊行時期も調べれば、やはり殺界期続き。
彼にとっての殺界期は、5・7・11・12・1月。
しかも商業デビュー刊行時の年運も『乱気』。


大変申し訳ないが、失礼を承知で言わせてもらいます。


浅井さん、大成しないな。
トラブル続きなのも、その辺から来ているかも……。


何故早まったのかな〜?
小学館への移籍は待ってほしかった。
あと2年はフリーで我慢して、2010年の大殺界明けに移籍してほしかった。
奇数月刊行続きで不運体質になっているから、あのまま角川にいても駄目だけど……今の小学館にいても駄目かも。
このままでは浅井さんがどうかなりそう。
そう、あの清原和博のように。
西武で栄光を掴んだ水星人の彼が、よりによって大殺界『停止』に巨人へ移籍したばかりに野球人生転落。


もったいない。


大殺界中は無性に何かと動きたくなるけ〜今さらどうこうもできない、取り返しもつかない。
ただ、実家へ帰って墓参りした方がいいね。
そうするたびに運命バイオリズムが少しずつ改善されるから。
ま、ここで語っても意味がない上に、生意気だな私。


とりあえず、浅井さんのご活躍・ご発展を祈念します。
2008.10.25 Saturday 21:23 | - | - | 

黒き戦士の恋人

J.R.ウォード1『黒き戦士の恋人』
(著)J.R.ウォード
(訳)安原和見
二見書房(2008/7/18)

いや〜めっちゃ面白かった!
日付が変わるギリギリ、1日がかりで読破したよ(速読力落ちたな〜)。
元々私はファンタジー大嫌いで、特にヴァンパイアやタイム・スリップ(トラベル)などパラレルワールドが大苦手。
でも書店で表紙を見た瞬間に誘惑を感じてさ、戦々恐々と覚悟を決めて!読んだら何のことはない。
さくさくと気楽に読めちゃった揺れるハート(´∇`*)


どこかの一読者さんが「スーザン・ブロックマンのトラブルシューターシリーズを彷彿させる」と言っていたが……いや、あれより断然!読みやすかった!
多分、同じ街を舞台に、まとまった話で構築&展開していたのが良かったのかな?
トラブルシューターシリーズは何組もののカップルごとに違う土地を舞台に、同時進行で恋愛展開していたため、正直読みにくかったのよ。


それよりヒーローが富士額って何!?
ビックリだよ(爆)
あれに不吉な意味があることに、あとがきで納得したけど……富士額!!Σ( ̄∇ ̄;)
日本では美人の条件として知られているが、男性はあまり聞かない。
私が知る限り初めて知ったな〜今までの日本漫画や小説、何故ツッコまなかった!?
アメリカ作者に先越されてさ!
他にもちょいツッコミどころはあったが、ネタバレになるけ〜あえて書かないでおこう。
2008.10.25 Saturday 21:23 | - | - | 

読まず嫌いはしない主義

私の苦手なジャンルは、ファンタジー・SF・ホラー。
特にヴァンパイア、天使と悪魔、タイムスリップ(トラベル)、宇宙船、クローン、ロボット、アンドロイド、etc。


それでも買っちゃった小説2冊は、以下の通り。


J.R.ウォード1『黒き戦士の恋人』
(著)J.R.ウォード
(訳)安原和見
二見書房(2008/7/18)

書店で一目見て気になって手に取ればヴァンパイアもの。
「げっ!」と一度は敬遠したが、ふとした拍子に思い出してしまう。
Amazonレビューでも5評価と大絶賛。
でも1冊1000円もするんだよ?
ブチ高けぇ!
買うまい買うまいと我慢してきたのに……未だにやっぱ気になってね。
こ〜ゆ〜ときは今までの経験法則から言えば『大当たり作品』
だけどな。
ヴァンパイアだし……やだな……(・ω・`;)
3ヵ月も激しい葛藤の末にお買い上げ。
あるサイトで、「スーザン・ブロックマンのトラブルシューターシリーズを彷彿させる」とあったんで思い切って。
あ〜あ、頑張って誘惑をはねのけてきたのに〜怒
でも中身をちらっと見れば良さげなんで、この週末に覚悟を決めて読む予定。


されど罪人は1『されど罪人は竜と踊る 1 』
~Dances with the Dragons~

(著)浅井ラボ
(画)宮城
小学館(2008/5/21)

これも書店に寄るたび、ちらちら視界の隅で。
しかも小学館ときた!
駄目じゃ〜ん、私、小学館に弱いんだよ。
「くそぉ〜」と思いつつ、それでも手に取ってぱらぱらと中身を読むとどっかで読んだことがあるような……?
Amazonで確認後、思い出したよ!
元は角川から出ていたのね。
『毒舌』で評判な……昔、書店のポップでふらふら立ち読みしたことあるある。でもファンタジーと知ってパスしたんだった。
今回は潔く観念、ご縁があったことでお買い上げ。
しかし、1巻がまだ見つからんけ〜、しばらくは寝かせておこう。
ただ内容がえらく難解やな〜うぇ〜(ノД≦。)゚


私、毒舌が好きなのね。
言われる身としては絶対ヤだけど、読み物としては大変面白い。
毒舌で一番に思い出すのは、Angelo(元PIERROT)のキリトさん。
彼は一言、我儘人間(笑)
好き嫌いが激しいわ、言いたいこと遠慮なく言うわ、恐いもの知らずだわ。
でも!
何故か世知機知に富んでいて、悔しいけど一理あるんだよね〜これが。
『六星占術』で言えば、彼は火星人。
まさにフィーリング人間。
なんか憎めないんよ。

キリト2『思考回路』
(著)キリト
ソニーマガジンズ
(2002/03)

キリト1『偽装 音楽業界』
(著)キリト
オリコンエンタテインメント
(2003/10)


まあ、そんな訳。
2008.10.16 Thursday 21:23 | - | - | 

本と映画(敬称略)

名短篇1『名短篇、ここにあり』
(編集)北村薫
(編集)宮部みゆき
筑摩書房(2008/1/9)

名短篇2『名短篇、さらにあり』
(編集)北村薫
(編集)宮部みゆき
筑摩書房(2008/2/6)

↑今日、買った本。
書店でまず宮部みゆきの名で引っかかってしも〜た(笑)
宮部さんは書き手としても素晴らしいが、もっと素晴らしいのは過去に埋もれ日の当たらない秀逸な小説のセレクト力と審美眼。

贈る物語『贈る物語 Terror』
みんな怖い話が大好き

(編集)宮部みゆき
光文社(2006/12/7)

↑5年前に図書館でたまたま『贈る物語Terror』を借りて、表紙をめくった途端!目に飛び込んできた衝撃!
口絵の『猿の手』挿絵をはじめ、大して怖くないが、就寝時に思い出しては何故かブワァっと怖さを実感してしまう物語の粒々。
あれは凄かったな〜…宮部さんの書く案内文が効いたのか?後からクル余韻がたまらなく良くて、何年経っても忘れられん。
だから、今回の短篇にも期待。
初めて見る作者名がずらり、レアな小説も少なくなく軽く読む分には悪くない……松本清張は社会的小説だと「うげぇ(汗)」な気分(爆)
特に『少女架刑』を読んではある人を思い出して「なるほど」……今でも献体が秘密裏にあるから参考になった。
面白かったが、やっぱり宮部さん1人でセレクトしてほしかったのが正直なところ。
彼女の案内文(解説)が楽しみだったんで、掲載されていなくて淋しい。
↓Amazonでサーフィンしていたら、苦手なつもりの松本清張セレクト集があったけ〜……つ、ついポチッてしも〜た(・ω・`;)

松本清張『松本清張傑作短篇コレクション 上』
(著)松本清張
(編集)宮部みゆき
文藝春秋(2004/11)


梶原まさゆめ1『梶原まさゆめの夢占い』
(著)梶原まさゆめ
主婦の友社(2008/06)

↑昔から愛読してきた方で、過去に刊行された『夢占い』を加筆&焼増した内容。
最近見た夢を調べたところ吉夢だったきらきら≧∀≦きらきら


今気になる映画。
百万円と苦虫女『百万円と苦虫女 [DVD]』
(出演)蒼井優
(監督)タナダユキ
ポニーキャニオン(2009/01/30)

東京では7/19から公開だが、地元では9/27から公開。楽しみ♪
ひょんなことから前科持ちになり、人との関わりが面倒で億劫で、バイトで100万円が貯まったら次の土地へ転々と移る……そんなフリーター女の旅物語。
『孤独』
『人付き合いが苦手』
私にも通ずるもんがある。


小説を書き始める前は、地元を田舎で何もない・つまらないところと思っていたが、書き始めてからは思ったよりネタ宝庫なことに気づいたよ。

この街も捨てたもんじゃない。
2008.09.01 Monday 21:23 | - | - | 
 | 1 / 2 PAGES | >>
Header add Pragma "no-cache" Header set Cache-Control no-cache