<< February 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>

有川浩『図書館戦争』シリーズ&勝手に『六星占術』で星人別してみる

前記事参照『レインツリーの国』を読んで以来、有川浩さんに俄然興味を持った。
そんな訳で、『図書館戦争』シリーズにも聴覚障害者が登場しているということで早速読みたくなってきた。
もうすぐ国家試験があるというのに、つい我慢できなくてさ〜図書館で全冊予約しては借りたよ。
勉強そっちのけで貪るように読み、約2週間で読了。

図書館戦争『図書館戦争』
(著)有川浩
メディアワークス
(2006/02)

図書館内乱『図書館内乱』
(著)有川浩
メディアワークス
(2006/9/11)

図書館危機『図書館危機』
(著)有川浩
メディアワークス
(2007/02)

図書館革命『図書館革命』
(著)有川浩
メディアワークス
(2007/11)

図書館別冊1『別冊 図書館戦争 1』
(著)有川浩
メディアワークス
(2008/04)

図書館別冊2『別冊 図書館戦争 2』
(著)有川浩
メディアワークス
(2008/08)

漫画みたいな展開で読みやすく、素直に面白かった!
私はライトノベルだの小説だの境界線も区別もつかんタイプだからさ、とりあえず数ページ読み進めただけで爆笑できてしまえば万事OK!


6冊あるうち、私は3冊目の『図書館危機』が一番面白かったな。
『二、昇任試験、来たる』でニマニマ・ニンマリ乙女心注入できたかと思えば、『三、ねじれた言葉』で一気に面白さが加速したもん。
香坂、グッジョブ!!
そうそう、酔いを醒ますために水を飲むという話はよく聞くが、スポーツドリンクを飲むと更に悪酔いするとは知らんかった。
なぜ悪酔いすんのか書かれていなかったけど、どっかで「水とそんなに変わりない」と無意識に見くびって考えていたからな〜私。ビックリだよ。
気を付けよう、うん。
(後日談→この話を同僚に話したところ、知人に勧められて1回酔い醒ましにスポーツドリンクを飲んだことがあるそうな。すると、一晩寝た翌朝には二日酔いもなく気分スッキリ。効果があるんだな〜と思ったら、ある日TVで「スポーツドリンクは良くない」という医者の言を観て以来、普通に水で飲んでいるそうな)


さて、聴覚障害者である中澤鞠絵が登場するのは、2冊目の『図書館内乱』。
『レインツリーの国』の本も含まれた表紙イラストもお見逃しなく。
1冊目より登場人物それぞれの人となりに重点を置き、なかなか心憎い台詞が随所に散りばめている。
But!! 同性と言えど、女性はやっぱ怖いな〜世の男性どもは何故、女性の醜さに鈍感でいられるんだろうね。


ともかく、今は図書館に返却してしまったため、うろ覚えな内容なのはご容赦を。
鞠絵初登場の『恋の障害』で、良化委員に連行されることとなった小牧は自分が発端で鞠絵を悲しませたくない・心配かけたくないという思いやりから、内緒にしてくれと堂上に頼む。
それを郁が反発する。
「男の面子より、あとで知らされる方が、女は傷つくんだから!」と。
その通り!
何も知らされないで後で傷つくより、今知った方が良い。むしろ、彼のために自分は何ができるか。手遅れにならないうちに行動できてこそ、傷は浅くて済む。
それを思い至らずにカッコ付けたがる男性が何と多いことか。

あと、柴崎の毒舌も暗躍も見逃せない(笑笑)


ただ残念ながら、『図書館戦争』シリーズの鞠絵にはあまり自分自身を重ねることはできんかった。
なんか……違うんだよな〜すごい違和感があった。
自分とデジャヴったほど感情移入できた『レインツリーの国』ひとみと同じ中途失聴者なのに……ん〜何が違うんだろ?


しかし、よく誤解されがちな読唇術については『図書館内乱』の方が、より的を得ている。
本が手元にないため引用できないが……
例えば、先生が「明日の授業に持ってくる物は、筆記用具と教科書とテキスト、それから電卓も忘れないでね」と言ったとする。
健聴者だったら、普通に「明日の授業に持ってくる物は、筆記用具と教科書とテキスト、それから電卓も忘れないでね」と聞こえてくる。
しかし、聴覚障害者の場合は、読唇術と併用してもスムーズに聴こえてこない。
「明日…授業…持ってくる……は、ひ……用具と教科書…テキ…ト、それから電卓…忘れないで…」
聴こえなかった箇所は勝手に推測して、自分なりに言葉を補完した上で文章を完成させる。
そこで、初めて「聴こえ」てくるのだ。

では何故、誤解が生まれるのか。
それは、聴覚障害者の健聴者に対する『遠慮』が大きな一因かと思う。
大半の聴覚障害者は、健聴者に対して負担を強いたくないから、何でもかんでも「大丈夫。唇で読めるから」と安易に済ませてしまう傾向がある。
本当は大丈夫じゃないのに、無理に強がってしまう。

故に、健聴者は「聴覚障害者は読唇術が完璧にできる。完全に読める」と誤解するのも致し方がないと思う。
その誤解がそのまま、漫画やテレビドラマ等で間違った概念として固定されてしまう。
本当はそんなに読めないのにね。
だから、有川さんの聴覚障害者に対する理解力・洞察力はすごいと思ったね。
すべてを網羅した上で詳細までは書かれていないとしても、そこら辺のノンフィクション顔負けに要点要所を突きつつも分かりやすくまとめた本は、私が知る限り有川さんが初めてだよ。
とことん調べて、とことん取材したんだろうなあ……。


一応ネットで聴覚障害者の読唇術について、分かりやすくも的を得た文章を見つけたけ〜興味ある方はこちらへどうぞ(勝手にリンク)。


いきなり話は変わるが。
有川さんの小説と言えば『ラブコメ』『ベタ甘』だそうな。
私は今まで人を好きになったことがない、そもそも好きっていう感情がよく分からない、恋に恋して馬鹿を見るだけの恋愛偏差値水準以下。
だけど、恋愛には猛烈熾烈に憧れている。
だから「どんなものかな?」とワクワク楽しみにしていたが、読み始めた途端、普通に華麗にスルーしてしまった(爆)
ああ、乙女ツボへ自然に行き着くのに、私はまだまだスキルが足りていないのね。
随所随所に散りばめている「乙女」というキーワードを頼りに「ほほう、この辺が萌えなのね」とポイント読み(笑)
ホンマ枯れてんな〜私。
目下の急務は、乙女成分充填ってか?(笑笑)


そんな訳で。
読み進めていくうち、堂上に対して妙なデジャヴを感じてね、ついつい『六星占術』星人別してしまったよ。
なんか私の弟と、昔知っていた人に似通っているな〜と。
堂上のこと、最初は土星人A型だと思っていたんよ。
しかし、やたらと怒鳴る割に優しかったり、ロマンチックな台詞を無自覚に吐いたり、熱血で無鉄砲なところがあったり、カモミールの約束を覚えていたり、心配性のあまり郁を小田原攻防戦から外したり……むむ、もしかしてB型?
B型男性は特に心配性だよ。A型の方が心配性と誤解されがちだが、いざのときにチキンになっちゃうのはB型。
あと私の弟の場合、どんなに忙しくても彼女から「会いたい」と言われると時間を割いてでも会いに行くし。
まあ、それ以前に「会いたい」とごねるようなワガママ女とはまず付き合わないが。
そしてロマンチックでもある。

郁の場合、熱血だから土星人だと思っていたが……図書特殊部隊の紅一点で可愛がられているところが天王星人っぽいわ。
そして実の両親に対して戦々恐々としていたり、査問を機に女性の陰湿さに傷ついたり……普段との温度差が激しいけ〜霊合星人っぽいなと。

小牧は穏和柔和な外見でいながらも冷たいところが多少ある反面、本当に好きなモノにはとことん好き。そして日和見主義タイプだから〜木星人かな。

鞠絵は難しい。人見知りな上に自己主張が弱そうだが、いざのときに行動できるタイプじゃけ〜土・木星人のどれか。
ただ小牧を木星人としたけ〜……木星人同士は相性が悪いんよ……ん〜あえて木星人にしよっかな。

柴崎は『情報屋』という単純な理由で金星人にしたんよ。金星人は情報収集力に長けているから。
しかしフットワークが軽く恋愛体質で外向的な金星人というには、柴崎はあまりにも内部暗躍しすぎたけ〜これは違うなと。
計算高さ・女司令という野望・冷めた恋愛観・弁が達者・マイペースなどなどが、心に孤独を抱える水星人っぽい。
そして何より!手塚のブラコンぶりが決定的。
兄・慧の女版と言ってもおかしくないのに憎めない、そんな女に腹立たしく思いながらも惚れてしまう手塚も手塚だ!
どんだけMなんだ(爆)……ありゃ早々と柴崎に尻を敷かれるな。

頑固で融通がきかない手塚は、最初から典型的な土星人!!
あと秘密主義で不器用なところが、も〜あまりにもぴったりすぎて!(爆)

手塚の兄である慧は、最初から水星人だと思ったね。
元々父親との縁が薄くテレビ映りも良い水星人だからね、これが一番の決め手。そして、華やかなイメージがある割にはどこかで孤独が見え隠れしているのも。
にこやかに意地悪するところはAB型らしい(苦笑)

豪快な性格の玄田はわかりやすかったけ〜火星人。破天荒なようで頭が良いもんな彼は。
また血液型は、郁と同じO型だと『図書館危機』にあったけ〜そういえばそうだなと修正。

折口マキはちょっと地味だが、良化委員会に対して出版社をあげて対抗するところが土星人っぽい。

稲嶺司令(のちに顧問)は、正義に対する考え方や図書大始業式の祝辞のくだりを読んでみて、クールに熱血する土星人っぽいなと。


【ファーストインプレッション】
笠原郁→土星人(−)O型
堂上篤→土星人(+)A型
小牧幹久→木星人(−)A型
中澤鞠絵→木星人(−)A型
柴崎麻子→金星人(−)AB型
手塚光→土星人(−)A型
手塚慧→水星人(−)AB型
玄田竜助→火星人(+)A型
折口マキ→土星人(−)A型
稲嶺和市→土星人(−)A型


【ラストインプレッション】
笠原郁→天王星人(−)霊合O型
堂上篤→土星人(+)霊合B型
小牧幹久→木星人(−)O型
中澤鞠絵→木星人(−)霊合A型
柴崎麻子→水星人(−)AB型
手塚光→土星人(−)A型
手塚慧→水星人(−)AB型
玄田竜助→火星人(+)O型
折口マキ→土星人(−)A型
稲嶺和市→土星人(−)A型


やっぱさ、有川さん自身が土星人(+)A型だから、登場人物のほとんどは土星人気質が強かったね〜。
あくまでも私の偏見と独断で星人別しただけだから、その辺は軽くスルーしても良し。


ちなみに、『図書館戦争』は2種コミカライズされている。
時間ができたときにネットカフェへ寄って読むか、思い切って買うか迷っているところ。
本のスペース問題が目下の悩みだ!

図書館戦争1『図書館戦争LOVE&WAR 1』
(画)弓きいろ
(著)有川浩
白泉社(2008/4/5)

図書館戦争(1『図書館戦争SPITFIRE! 1』
(画)ふる鳥弥生
(著)有川浩
メディアワークス(2008/6/27)


すっかり有川浩にハマったけ〜、図書館で本の返却のついでに残り他作品を予約してきたよ。
どうやら彼女は『自衛隊』モノを書くのが得意らしいね。
広島在住の私にとっては身近な職業だから、OKOKバッチコーーイ!
楽しみ♪♪
2010.04.29 Thursday 21:23 | - | - | 
<< 大殺界の影響 | main | HP移転について >>
Header add Pragma "no-cache" Header set Cache-Control no-cache